βグルカンを食べ過ぎると…

純粋な成分としてのβグルカン(ベータグルカン)には、副作用は無いので安心です。もしも機能性成分βグルカンを過剰に摂取した場合でも、小腸で吸収されない分量が続く大腸で食物繊維としての性質を発揮することで腸清掃に寄与してくれます。つまり、βグルカンは過剰摂取した場合でも、機能性が原因となって副作用等のリスクが生じる可能性は皆無なのです。

強いて注意点をあげるなら、他の食べ物と同様の「単純な食べ過ぎ」でしょう。

高い純度のβグルカンは、見た目が少量でも「満腹感を感じやすい」のです。理由は、微少量でも内容的には非常に大量の食物繊維を摂取しているのと同じ状況を招くからです。

摂取効率と吸収効率を最大化するためには空腹時にβグルカンを摂ることが最善なのですが、これは空腹時に「山盛りの野菜だけ」を食べるのと同じような負担が胃に掛ってしまいます。

健康な人でも空腹時に野菜だけを大量に食べたなら胃もたれを感じることはあるでしょう。これを同じような食習慣であることを自覚しながら摂取する量を加減するべきなのです。だからこそ初めてベータグルカンを利用し始める時は、まず少量からの試用するのが賢明なのです。

βグルカンを食べた時に過剰摂取=満腹感を感じてしまう量は、個々人の体質体調によってかなり違います。多い場合は1回に4, 5粒も摂取しても平気で快調な人がいる一方で、少ない場合には1回に1, 2粒でも満腹感を感じてしまう人もいるのです。

満腹感や胃もたれ等を感じてしまうようなら、それは少し過剰な摂取量と考えられます。だから、βグルカンを減量した方が良いでしょう。無理して多く食べるのではなく、負担が少なく最小のストレスで摂取できる量がご自身の最適量なのです。

βグルカン本舗が設定している推奨量の上限は、目安として1回2粒程度(1日2, 3回)まで。販売店としては過剰摂取の可能性を喚起しておきたいので、これ以上の大量摂取は薦めていません。ただし、ご自身の適量を追及した結果として、上記の量をかなり上回る摂取量を継続している人も少なからずおられます。

1回にカプセル3粒以上や、粉末1杯以上)を摂取しても平気な人も多いのですが、体調によっては過剰摂取となる可能性があるので適宜に増減するのが良いでしょう。

品質の良いβグルカン製品ならば、見た目には少しの量の摂取だけでも内容成分としてのβグルカンは非常に多く含まれています。だから、高純度βグルカンなら、過剰摂取をしなくとも、効率良くベータグルカンが吸収されるのです。







ベータ1,6Dグルカンは無くても良い成分

βグルカン(ベータグルカン)の絶対量が多い方が良いβグルカンであるのは当然ですが、それ以上にβグルカンの質も問われる時代となっています。最も重要なβグルカンの種類は、ベータ1,3Dグルカンという種類のβグルカンだというのは研究者だけでなく、全てのメーカー,販売店も同意する確定した事実です。

結論から述べると、「ベータ1,3Dグルカンこそが唯一無二の機能性成分なのであって、ベータ1,6Dグルカンは無くても良い成分」です。

この事実の確認は、健康食品系のホームページよりも免疫学系の研究論文を参照する方が公正で正確な検証で可能です。免疫細胞が認識するのはベータ1,3Dグルカン(3重らせんβグルカン)だとの考えが定着しているのは、下記のような近年の研究からも明白です。

理化学研究所:3重らせんβグルカンを認識する免疫システム
http://www.kek.jp/ja/NewsRoom/Highlights/20110711115317/

しかし、一部の不明な販売店では、ベータ1,6Dグルカンにも機能性があるという自説を根拠無く展開しています。論理が飛躍し過ぎた酷い場合には、「ベー タ1,3Dグルカンだけでなく、ベータ1,6Dグルカンも不可欠で無ければダメ」と根拠の無いデマのレベルにまで昇華しているケースもあるようです。

実は、βグルカン本舗の『オルタスβグルカン85』にも、ベータ1,6Dグルカンは入っています。『オルタスβグルカン85』の85%以上がβグルカンで、その中の95%以上がベータ1,3Dグルカンですが、1%未満のベータ1,6Dグルカンも残存しています。

つまり、βグルカン本舗の『オルタスβグルカン85』も他社のβグルカン サプリメントと同様に「ベータ1,3/1.6Dグルカン」との表記して、機能性成分の量をさらに多く宣伝することも可能なのです。しかし、機能性の無い成分=ベータ1,6Dグルカンの含有量を”盛る”のは、信義に反すると考えているため、『オルタスβグルカン85』ではベータ1,3Dグルカンの含有量だけを表記しています。

本当に価値のあるβグルカン健康食品・サプリメントが、どれなのかを見極めて下さい。