ベータグルカン・サプリが高い理由とは?

ベータグルカン(βグルカン)を主成分とする健康食品は数万種類を超えており、最も商品の種類が多い健康食品の系統と言える。ここで、問題となるのはベータグルカン健康食品は総じて価格が高いということ。

その理由は希少性が強調されたキノコ原料のベータグルカン健康食品に集約される。「幻の」とか「伝説の」と言った神話・寓話を模すことで、獲れにくく貴重な原材料であると強調され、入手困難が演出される。希少なキノコなら「値段が高くなるのも仕方が無い」と消費者を錯覚させるのが狙いだ。

古くは「アガリクスはブラジル産が良い」とか、「冬虫夏草は済州島(韓国)が一番」とかの商品情報で、これらの名(迷?)産地で生産されるキノコが上物?で品質が良い??として尊ばれ、非常に高い金額で売買されてきた。そのため、月額で50万円を超えるような非常識な高額販売価格が、まかり通ってきたわけだ。
命を人質として、貴重なお金をむしり取るような商いは、褒められたものでは無いだろう。

しかし、ここで留意すべきは、これらの超高額ベータグルカン健康食品に高額に見合うだけの内容品質が伴っているのか不明なことだ。残念なことに高額なベータグルカン健康食品の殆どは、内容成分としての実を伴っておらず、肝心要のベータグルカン成分は雀の涙ほどしか入っていないのが実態。折角も大枚をはたいて購入したのに商品の内実が不純物だらけなのでは救われる命も危うくなってしまう。

はっきり言うと、1単位で5万円を超えるような法外な商品には、まともな商品は無いとさえ言い切れる。
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