βグルカンとアレルギー体質

アレルギー体質が原因で、食品だけでなく健康食品やサプリメントの選択に際しても、細心の注意が不可欠で、製品・成分の選択に制限のある方も多いようです。

現代では、誰もが安全にアレルギーを気にすることなく利用できるようになった高純度ベータグルカンが広く販売されているのですが、過去には利用者が限定されてしまう製品レベルだった時代もあったのです。(現代でもキノコ原料のベータグルカンには注意が必要ですが…)

βグルカンを主成分とする健康食品・サプリメントに関するアレルギーに関わる問題として、高純度品に限っては2000年以降にはまず問題は無く、誰でも食することが可能になっています。

過去の経緯としては、70年以上も前の黎明期のパン酵母抽出のβグルカンの製品では、酵母からβグルカンを抽出する際のタンパク質除去が不十分だったために、酵母アレルギーを引き起こす問題が有りました。そのため、酵母アレルギーの体質の患者さんの場合には、高純度βグルカンを使いたくても、食することができない症例が少なからず発生したのでした。

しかし、1980年代以降には、急速にパン酵母ベータグルカンの精製技術が進化したために、純度が上がると同時に酵母アレルギーの原因だったタンパク質が徹底的に精製除去できるようになりました。そのため酵母アレルギーの懸念が無くなり、安全に誰でもがベータグルカンを利用できるようになったのです。これは、パン酵母から抽出・精製した高純度のベータグルカン健康食品・サプリメントが、FDA(米国食品薬品局)から「通常の食品と同様に食することが可能」との認証を得ていることからも確認できます。

世界標準の超高純度βグルカン

オルタスβグルカン85』は現代最高の精製度を誇る高純度ベータグルカンなので、もちろん酵母アレルギーの危険性は無いと言えます。

なお、万全を期するため、カプセルタイプの『オルタスβグルカン85』に関しては、原材料表記の中に「大豆レシチン」を表記しています。
これは製品の中に成分を混入させているわけではなく、カプセル製造時にカプセルを型から剥がす”剥離剤”として極微少量を使用している工程を考慮し、念のため表記しているものです。
原料として付加しているほどの分量ではないため、厳密な成分検査をしてさえも大豆成分を検出することは不可能な程の極めて微少量です。そのため、他社製品等では原料に表記されず、問題化することも無いようです。

しかし、非常に敏感な大豆アレルギーの方もおられますので、不具合を引き起こす可能性に関して、100%の安全性を考慮するべく『βグルカン本舗』では原材料名に明記しています。

もしも敏感な大豆アレルギー体質の方が『オルタスβグルカン85』をご利用される場合には、大豆レシチンとの接触が完全にゼロとなる粉末タイプの『オルタスβグルカン85粉末』をご利用頂ければ、大豆アレルギーへの懸念は完全にゼロにできます。

超高純度βグルカン

このように過去にはアレルギーが原因でβグルカンを活用できなかった一方で、今では、逆の利用状況も増えています。
上記をクリアできる前提ながら、アレルギー対策としてβグルカンを利用される方が増加しているのです。
春先には花粉症対策としてのお客様からのお求めも多く、通年ではアトピー皮膚炎、白斑等に対してのご利用を継続されるご報告も多くございます。

アレルギーの問題は、生活の衛生レベルの向上と比例して増加する皮肉な現象ですが、症状が出現した本人にしか辛さは理解し難いものです。

患者数が増えたことで新薬の開発もそれぞれに盛んなのですが、βグルカンを活用してみることも安全かつ手軽な対策だと言えるでしょう。







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