ベータ1,6Dグルカンは無くても良い成分

βグルカン(ベータグルカン)の絶対量が多い方が良いβグルカンであるのは当然ですが、それ以上にβグルカンの質も問われる時代となっています。最も重要なβグルカンの種類は、ベータ1,3Dグルカンという種類のβグルカンだというのは研究者だけでなく、全てのメーカー,販売店も同意する確定した事実です。

結論から述べると、「ベータ1,3Dグルカンこそが唯一無二の機能性成分なのであって、ベータ1,6Dグルカンは無くても良い成分」です。

この事実の確認は、健康食品系のホームページよりも免疫学系の研究論文を参照する方が公正で正確な検証で可能です。免疫細胞が認識するのはベータ1,3Dグルカン(3重らせんβグルカン)だとの考えが定着しているのは、下記のような近年の研究からも明白です。

理化学研究所:3重らせんβグルカンを認識する免疫システム
http://www.kek.jp/ja/NewsRoom/Highlights/20110711115317/

しかし、一部の不明な販売店では、ベータ1,6Dグルカンにも機能性があるという自説を根拠無く展開しています。論理が飛躍し過ぎた酷い場合には、「ベー タ1,3Dグルカンだけでなく、ベータ1,6Dグルカンも不可欠で無ければダメ」と根拠の無いデマのレベルにまで昇華しているケースもあるようです。

実は、βグルカン本舗の『オルタスβグルカン85』にも、ベータ1,6Dグルカンは入っています。『オルタスβグルカン85』の85%以上がβグルカンで、その中の95%以上がベータ1,3Dグルカンですが、1%未満のベータ1,6Dグルカンも残存しています。

つまり、βグルカン本舗の『オルタスβグルカン85』も他社のβグルカン サプリメントと同様に「ベータ1,3/1.6Dグルカン」との表記して、機能性成分の量をさらに多く宣伝することも可能なのです。しかし、機能性の無い成分=ベータ1,6Dグルカンの含有量を”盛る”のは、信義に反すると考えているため、『オルタスβグルカン85』ではベータ1,3Dグルカンの含有量だけを表記しています。

本当に価値のあるβグルカン健康食品・サプリメントが、どれなのかを見極めて下さい。

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